〒950-2181
新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050 新潟大学教育学部
Niigata University, Faculty of Education, 8050, Ikarashi-Ninocho, Niigata, 950-2181, Japan
2022/11/09-13, 13-20
ニュージーランドのトビー先生が訪問され、セミナーを行いました。研究室からは大学院生が研究発表しています。トビー先生は記憶の限りでは2015年の学会で初めてお話して、その後何度か国内外の学会等で交流してきました。今回は、神戸大学の近藤先生が代表を務める二国間交流事業で神戸・筑波・新潟にも来られています。親日的な先生で勢いもあり、今後もいい関係を継続できたらと思っています。最近は40歳代の海外の先生と交流する機会が多く、比較的世代も近いので、これからの研究分野を引っ張るようないい関係を作らねば、と思っています。トビーさんは子どもの数や年齢もほとんど同じで、通ずる話が多かったです(笑)
今回の交流では、新潟では弥彦山に走って登りました。ニュージーランドでもオタゴの自然公園やマッセイ大学近郊を1時間ほどトレランしたり、その他色々ニュージーランドの自然を走ったり歩いて満喫する機会が多くありました。学会ではないので研究以外の時間もゆっくりと過ごせ、トビー先生やコッタ―先生・学生さんたちと色々話をできました。ニュージーランドの自然の特徴や豊かさをたくさん教えてもらうことができました。とても貴重な時間だったと思います。自国のことをもっと知らないといけないなあと反省です。新潟のこと全然知らんからな。。
移動では筑波大学の藤井さんとも久しぶりに多くの時間を過ごすことができ、とても楽しかったです。他の先生ともそうですが、ゆっくり時間を過ごす・・ということがなくなっているなあと実感しました。結構大事な時間だと思うのですが。。。年とったってことかなあ。
帰国してからバタバタして、その後家族でコロナがアウトブレイクして、明日からやっと日常生活に戻ります(←今ここ)。仕事を貯めてしまったので、しばらくキャッチアップが続きますが、年内に論文を1本投稿するのを今年最後の目標にしたいと思います。
2022/09/20
毎年恒例、運動と体温の研究会がオンラインで開催されました。研究室からは大学院生4名(岡本、大塚、髙田、加藤)が発表しました。研究会に参加した学生の中では、うちが一番たくさん発表しています。発表者10名のうち、岡本さんと大塚君が若手研究奨励賞を頂きました!学生が参加しだしてから3年目ですが、同時に2名受賞できたのはとても嬉しかったです!他の髙田君と加藤さんも良い発表だと思いましたし、良かったというメールを個別にもらっています。自信にしてほしいですね。
研究自体は、なかなかいいデータが出てこない時もありますが、当面は粘り強くやっていきたいと思います。9月は学会でずいぶん時間を取ってしまったので、当分は新潟に引きこもって研究したいと思います!
2022/09/06-10
国際環境人間工学会2022に参加しました!研究室からは博士後期課程の岡本さん、大塚君、天野が発表を行いました。大塚君はカナダに着いてからPCR検査に選ばれたり、数時間後に発表したりとバタバタしてましたが、初の海外でしっかり発表することができました。岡本さんは逆に最終日でしたが、オリジナルジェスチャーを織り交ぜてしっかり発表できました。あわよくば、どちらか賞をとらないかなあと期待していましたが、なかなかうまくいかないものですね。研究と英語(特に質疑応答)の質をあげていくことは必須のようです。
今回は日本から新潟医療福祉大学の藤本先生と北海道教育大学の土橋先生が参加していました。なかなか国内でも外部の研究者と交流する機会は限られるので、よい機会になったと思います。海外の友達もたくさんきていて、みんな元気そうで何よりでした。ただまだ来れない人も多かったので、フル学会になる日が楽しみです。学会会場の近くにはナイアガラフォールズがあり、朝走ったり、夜ライトアップをみたりと、隙間時間を有意義に過ごすことができました。
個人的には時差がきつすぎたので、今後はもう少し時間に余裕のあるスケジュールで動こうと思います。。
2022/09/02
大学院一期生3人組の一人、青木真生くんの送別会を行いました!青木君は岡本さん,大塚君(ともにD1)と同期で、天野が新潟に来た年に一緒に学部1年生として入学しました。そのまま大学院に進学して、10月から就職です。新潟医療福祉大学さんとの共同研究(暑熱と運動学習)を進めてくれましたが、研究室にノウハウがない分野だったため苦労も多かったと思います。修了後は研究を離れた仕事につくようですが、新しいチャレンジで成長してほしいと思います!その前に、投稿中の論文の行方が気になるところです。
送別会はひっさびさの外食で、横綱という焼肉屋さんです。コロナ前ぶりに行きましたが、相変わらずの安さとクオリティで、楽しい時間を過ごせました!来週からはICEEが控えており、そのあとは運動と体温の会や体力医学会と、イベント盛りだくさんです。肉食ってしっかり夏を乗り切りたいと思います!
2022/06/30
加藤はなのさんが世界選手権に出場して、レースをみんなで応援しました!世界選手権なんて出場するだけでもすごいのに、なんと9位に!感動しました。それにしてもオープンウォーターは競技時間とか、ウェアとか、水分摂取とか栄養補給とか、温熱環境とか・・・色々研究できそうなネタが散らばってる競技に見えました。何か機会があればこれを機に・・・(?)。
25kmという過酷な競技を行う加藤さんは究極の文武両道を目指して研究室でも頑張っています。水泳の方は何も力になれませんが、研究ではしっかりサポートしたいと思います(競技的には足を引っ張るのか!?)!
僕も昔は陸上競技を行っていました。一流には程遠い成績で好きな陸上で食っていけるわけもなく、当時は夢と現実のギャップが何だか複雑でした。研究ではなんとか一流になりたい、活躍したいという若干不純な動機で研究活動スタートしましたが、いつしか純粋に研究が楽しくなってきて、陸上の代替ではない自己実現の場になっていました(それも若干不純かな?)。研究の専門性が高まって知識もつくとスポーツや運動の見方や考え方も変わっていき、研究室では陸上に関係しそうな研究も自然と走り出しています。当時、安易に陸上にこだわった進路とか就職を考えなくてよかったなあとしみじみ思います。・・・てなことを加藤さんの世界選手権を通じて思ったのでした。
2022/06/22~26
マレーシアサインズ大学のムハメド博士(ムニさん)が研究室に来られました。連日セミナー、学生発表指導、実験指導などたくさん勉強させてもらいました。国際的に活躍するためには、英語で研究を進める能力が多少は必要になります。留学などしない場合にはこの能力を養うことはとても大変ですが、コロナ前まで続けていたような国際交流を継続するしかありません。今回はわりとがっつり学生が対応してくれて、良い経験になったと思います。とりあえずできるだけたくさん時間を共有する..これに尽きます。僕は長期で留学などをした経験がないので、英語のコミュ力に若干コンプレックスがあります。学生と一緒に僕もまだまだ良くしていきたいと思います!
2022/06/13
シンガポール国立大学のJason Lee先生と筑波大学の藤井直人先生と東京で打ち合わせを行いました。特に何について打ち合わせをしたわけではありませんが、これからの温熱生理をアジアでもっと盛り上げていこうという雰囲気になりました。久々に研究者に会ってとても刺激になりました!まずは自分の研究をしっかり進めることが重要です。新潟大学の我々のラボが日本の、アジアの、世界の温熱生理の一翼を担えるように日々精進したいと思います!
ちなみに早稲田大学には初めて行きました。もはや同じ大学とは思えないきれいさですね・・・。国立畑を歩んできた僕にはキラキラのキャンパスでした!
2022/04/18
相変わらず新年度はバタバタしていて出遅れてしまいましたが、令和4年度がスタートしています。今年はプライベートでも入園と入学が重なっててんやわんやです。
実験室前の桜、今年もきれいでした。この4月でラボ設立から丸6年がたち、数えてみると研究室から出た論文は18本でした。最初の1-2年はなかなか論文化が難しいことを考えるといいペースだと思います。当面は年間5本が目標です。あと研究のレベルアップを意識したいと思います。
4月から3年生に研究室メンバー1名が加わりました。珍しく少ない新ラボメンですが、やる気のある子が入ってくれたので楽しみです。大学院生は5名になり、さらに進学希望者もいるので研究活動はどんどん活発化してほしいと思います。今年の院生は全員論文を1本は書けるデータをすでに持っている状態なので、どんどんプレッシャーかけていこうと思います(笑)。論文は研究の最終形態です。国際誌に論文を掲載するのはとても大変ですが、真剣に取り組めば何とかなります。論文を書くことで研究者としての経験値は大幅にアップします。また在学中に国際誌に論文がでると奨学金の返済が免除になる可能性が高くなります。修士なり博士なり修了する時に、借金(奨学金)数百万円を抱えるかそうでないかはかなり大きいです。このように論文を書くことで能力はアップするし評価も高くなるし実利も伴うし、いいことしかありません。そのため研究室では論文を重視しています。あとは外部資金(主に天野)ですね、課題は。チャレンジの1年にしたいと思います。
あともう一つのお楽しみはM1加藤はなのさんの世界選手権です。楽しみです!
2022/03/23
令和3年度卒業式が行われました。昨年はコロナでできなかったことを考えると、少しづつ世の中が良くなっている気がします。卒業生も対面でいい顔をしていた気がします。今年の卒業生は研究室6期生です。新潟に来て6年たったということです。楽しく研究できているのは学生たちがいるからこそ、本当に感謝です!卒業生の今後の活躍が楽しみです!
今年は初めて修士号が出ました。2人とも進学するため、まだそれほど感慨深いこともありませんが、学部生の頃よりもずっと頼りになる存在になっているなあと、成長を感じ取れてうれしいです。来年度は大学院生が5名になるので、より活発な研究活動に期待です!岡本さんは現代社会文化研究科の代表として学位記をもらっていました。かっこいいです!大塚君はいいなあとみていたかもしれませんが、僕からすると二人ともよく頑張っていると思うので、自信を持ってほしいですね。あと今年の記念品マグカップもお気に入りです。
2022/03/10
年度末予算を使って研究室インフラを整備しました!簡易シャワールーム、洗濯機、ガス乾燥機を設置しました。また学生研究室の模様替えをして、机を増やしたり、オフィス家具を買い足して整備しました。デスクは研究室メンバー、一人一つあります。大学院生は論文執筆、4年生は教員採用試験の勉強や卒業論文、3年生はレポート等、幅広く使ってほしいと思います。研究室がよい居場所になって、学生内のコミュニケーションが増えるといいなあと思います!
シャワールームはウォッシュダウン法という全身の汗に含まれる塩分やその他の物質を定量するために研究で使います(こちらがメインです)。この研究にはシャワーが不可欠なので、これまではできなかったのですが、来年度からこの研究を本格的にスタートさせます。楽しみです!
2022/02/12
令和3年度の卒業研究発表会が開催されました。オンライン開催です。今年度は対面を期待していたのですが、年が明けてからは話にならなかったですね。仕方がありません。5名とも練習の時より本番の発表がずっと良くなっていました。学会発表なんかでもそうですが、学生をみていると、練習数回を経て、最後の練習から本番までのジャンプアップが一番大きくて驚くことが多いです。不思議です。
今年は研究室とてして初めてフィールド研究が入りました。前例がない卒論を書くのは大変だったと思います。僕も書いたことも指導したこともないので、的確なコメントができず申し訳ない気持ちもありました。今年の卒論をベースに、後輩の卒業研究でもノウハウを生かした活動をしてほしいなあと思います。熱中症がらみの研究は子どもを対象としたものが限られており、特に学校をフィールドとするものは本当に少ないのが現状です。子どもが一人一台iPadを持つ現在、子どもの健康や学習にICT介入することが不可欠だと思っています。それを見据えた第一歩になったのが今年度かなあと思います。僕の感覚では、いわゆる教育分野の研究はテクノロジーに本当の意味でついていけてないと感じています。研究室では、本当の意味でエビデンス・ベースの学校の子どもの次世代の教育を創りたいと思っています!時間と金がかかります(苦笑)!
実験組は学部生1名、院生2名でした。全員大学院生として来年度も研究室に残りますが、それぞれ面白い結果が得られており、論文化してくれるのが楽しみです。M2の二人は、天野が新潟に来た年に学部の1年生として入学しています。あれから6年経って修士を取るところまできたのかと思うと感慨深いです。僕もPIとして初めて修論生でした。ここまで来た二人(もちろん他の学生も)に感謝です。
こういう時に飲み会できないのが、本当につらい世の中です!発表した皆さんお疲れさまでした!
【4年生】
佐藤 光汰郎「日常生活における子どもの体水分状態に関する研究」
加藤 はなの「新素材衣服が暑熱下運動時の体温調節反応に及ぼす影響」
高橋 昴邑「夏の子どもの日常生活における暑熱暴露環境に関する研究」
【大学院修士2年生】
岡本 優美「イオントフォレーシスを用いた一酸化窒素依存性発汗反応の評価とその性差」
大塚 純都「グリセロール、NaClおよびイソマルツロースの複合飲料摂取が安静時の体液バランスと暑熱下運動時の体温調節反応に及ぼす影響」
2022/02/08
令和3年度の3年次演習発表会がズームで行われました。これは保健体育専修に所属する3年生が1年間のそれぞれの研究室活動をまとめ、専修全員の前で発表するイベントです。研究室から2演題の発表がありました。今年は企業との共同研究に関わるとてもレベルの高いものでした。4月からの卒業研究への取り組みが楽しみです!
横山昇太郎、有田快都「新開発ランニングシューズがランニングエコノミーに及ぼす影響」
大島勝磨、田村海人、山本純菜「運動時の発汗による全身の塩分損失量測定に向けた予備実験」
2022/1/23
新年あけましておめでとうございます。コロナが増えてきていますが、今のところ何とか実験できています。今年は新しい測定法などを積極的に取り入れて、レベルアップを図りたいと思います!