
2023/2/11
令和4年度の卒業研究発表会が開催されました!今年は3年ぶりの対面開催で、図書館ホールで実施しました。とてもきれいなホールで、研究発表も1.1割増しくらいによく見えます。
今年は4年生5名、修士2年生が1名います。仲がよく、発表練習もしっかり行っていたように思います。それぞれの研究が全くばらばらのトピックを扱っており、そのすべてがとても重要な内容でした。教育学部に来てから7年が経とうとしていますが、研究室で生理学的な研究と現場の研究をうまく両立できてきているような気がします。
今年の4年生は、2名が進学、残りは学校の先生(小学校2名、中学校1名)です。院生1名は就職(食品メーカー研究開発職)です。教員組は全員本採用。すばらしい!研究活動と教員採用試験を両立することはとても大変だったと思います。指導教員の僕から見ても、尊敬です。院生は、研究室で初めての研究職採用です。後輩たちも、そういう道があるのだと知るきっかけになったと思います。活躍してほしいですね!
学部から大学院に進学する2名は、これから学会や論文作成に向けて力を尽くしてほしいと思います。いいネタだと思うので、上位ジャーナルに挑戦してほしいですね!
学部生をサポートしてくれた院生の皆さんにも感謝です。
卒業生は、卒業式までしっかり遊んでください!
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現代社会文化研究科博士前期課程2年
髙田 祥太 「水分摂取効果が高いイソマルチュロース飲料の提案に向けた研究」
教育学部学校教員養成課程保健体育専修
有田 快都 「部活動を行う高校生の個人の暑熱暴露環境の調査」
大島 勝磨「汗腺の塩分再吸収能力が暑熱下運動時の全身の汗の塩分濃度に及ぼす影響」
田村 海斗 「アドレナリン受容体阻害が手掌部発汗反応に及ぼす影響」
横山 昇太郎 「新開発ランニングシューズがランニングエコノミーに及ぼす影響」
山本 純菜 「子どもと大人の飲水意識調査および体水分状態の改善を目的とした教材の効果」







2023/2/8
3年次演習発表会がありました。今年の3年生は、研究室で一人しかいません。すべてを一人で行わないといけませんでしたが、よく頑張ったと思います。このままの続きて行う卒業研究が楽しみです!
3年次演習発表会
安田颯太 子どもの汗腺機能の発達過程の解明

2023/1/28
東京で開催された、スローカロリー研究会主催のシンポジウムに参加してきました。研究室からは天野がシンポジストとしてすでに論文化されている研究5本について総括する発表を行い、D1の大塚君とM2の髙田君がそれらを発展させた研究室の最新の成果を発表しました。
イソマルツロースを使った飲料の研究は2017年から行っています。論文化されている5本は、全て学部の卒業研究でした。飲料の実験はとても大変で、根気が必要です。学部生がこのレベルの実験を行ってくれて、成果が上がっていることを、改めて誇りに思うとともに、感謝しなければなあと思いました。
卒業研究は位置づけが難しく、適当に卒業してしまう人も世の中にはたくさんいます。大変な研究を行っても、経験や知識、技術は研鑽されますが、卒業時に目に見えて分かる実益が出るわけではありません。どのような位置付けて卒業研究を行うのかはまだ考えるところではありますが、学生としっかり向き合って研究・論文指導を行うことと、データを積み重ねてアウトプットすることは続けていこう思います。
ところで今回のシンポジウムでは、兼ねてから気になっていた同じ分野の先生方とお知り合いになることができました。シンポジウム前日には、3年ぶりに広島県立大学の鍛島先生とお食事をご一緒させていただきました。早稲田大学の宮下先生や、研究室との方とも交流できて貴重な機会になりました。今回、久しぶりに知り合いが増えた感じがして嬉しかったです。
まだまだイソマルツロース飲料の研究については課題があるので、しっかり検討して社会実装にまでつなげていきたいと思います!





2023/1/17
新年明けましておめでとうございます。まだ何もイベントは発生しておりませんが、1/20の卒論提出に向けて卒論生が頑張っています。今年は(も)5題とも世界で通用する十分ハイレベルな研究だと思います。まずは卒論発表会が楽しみです!