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2023/10/19-22

シンガポール国立大学(NUS)のJason Lee先生が研究室を訪問され、講演会、学生発表、共同研究のディスカッションを行いました。Jason先生は10年近く前、天野が博士課程の最後くらいに初めて神戸で会いました。その後当時所属していたDSOに1週間ほど訪問して発汗測定を手伝うなどをしています。アジア全体を気にかけて温熱生理分野を盛り上げてくれるリーダー的存在です。研究室として交流できたことは大きな意味があるかもしれません。共同研究の可能性について、割と具体的にディスカッションできました。今後の発展に期待です。

 

週末は、五泉方面でアクティビティでした。今回も裏五頭山荘さんにお世話になり、大変有意義な時間を過ごすことができました。海外の人が自力でたどり着くのは困難な宿なので、貴重な経験です。大勢で行っても夜遅くまでみんなでお喋りできる場所がある宿はあまりありません。山の中で孤立しているのもいいですね!国正先生や新潟医療福祉大学の藤本先生、松浦先生も参加してくれました。

今後も交流を続けると同時に、まずは足元の研究をしっかりと進めていきたいと思います。

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2023/8/23-24

筑波大学で開催された運動生理学会に参加しました。実は研究室全体で学会に参加するのは、これが初めてかもしれません。コロナだったからなあ・・・。D2の大塚君とM1の大島君が奨励賞の選考対象になりましたが、残念ながら受賞には至りませんでした。次の機会に頑張ってほしいですね!

 

学会自体は、少し分野が違うので若干手持無沙汰感がありましたが、筑波大学の藤井先生や西保先生の研究室の方々と交流できたことは、院生には良かったと思います。これからも良い関係を築いてほしいと思います。

 

天野は少し早めに行って、間質液回収について勉強させてもらいました。停滞している実験もあるので、しっかり進めたいと思います。またシンポジウムでも発表させてもらいました。慣れない飲料研究ですので、あまり自信はありませんが。。

9月は学会関係の講演がまだ2件あるので、しっかり集中したいと思います。

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2023/8/4

研究室で夏のBBQ大会が開催されました!加藤さんの世界選手権お疲れ様会も兼ねています。残念ながら天野は風邪で喉がつぶれて参加できませんでしたが・・・指導教員がいない方が良いことも多々あると思うので、それはそれで良かったと思います!研究はチームワークです。学部生から大学院生まで、チームプレーで頑張っていきましょう!

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2023/7/25-28

大阪で開催されたシューズの国際学会に参加しました。昨年度まで行っていた、ミズノさんとの共同研究の成果を修士1年の横山君が発表しました。M1の7月に国際学会の口頭発表にチャレンジする人はなかなかいません。しっかり練習成果を出せたと思います。質疑も完ぺきとは言えなかったかもしれませんが、なんとか頑張っていました。壇上で一人で対応しなければならないあのプレッシャーを何回も乗り越えてこそ、発表する力がつくと思います。論文も投稿中なので、楽しみです!

また、学会中には神戸大学の恩師近藤先生を訪ねました。懐かしい神戸の雰囲気、すごくよかったです!研究室では大学院生の方が研究紹介をしてくれたり、横山君の発表を見てもらったりしました。今後も交流を継続できればと思っています。

共同研究を行っているコスメディ製薬さんにも打ち合わせに行きました。初めましてで突撃してから大体3年が経ちますが、まだ研究を継続できていて嬉しい限りです。ようやくマイクロニードルも慣れてきて、新しい特注アイテムも手に入れたので、後期はバンバン実験したいと思います!

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2023/5/20-25

オタゴ大学のコッタ―先生とロックスバラ先生が研究室を訪問してくださいました。コッタ―先生とは昨年NZでご一緒させてもらい、今回の訪問でさらに親交を深めることができました。学会などではこれまでもたまに会っていましたが、今回のようにゆっくりと時間をとって交流することで、学会ではできない深い交流ができたと思っています。これをきっかけに共同研究等にも発展できたらなあと思います

 先生方が滞在中は講演会や研究指導をたくさんしてもらい、合間の休日には登山や山荘へ宿泊にも行けました。裏五頭山荘の夕食は最高でした!海外の方が来られたらぜひまた行ってみたいと思います。

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2023/4/14

令和5年度がスタートしています。今年も桜がきれいです。新潟に来て7年、何だかあっという間だなあと思います。今年度で科研の基盤Bと開拓が期限を迎えるので、来年ラボを回せる体制になるのか不安ですが、今年の頑張り次第だと思います。子どもの汗腺の研究も軌道にのっており、いいデータもたくさんあるので、しっかりアウトプットする年にしたいと思います!昨年は論文が思っていたよりは出なかったので、その分今年しっかり書きたいですね!学生の頑張りにも期待です。

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2023/3/23

令和4年度の卒業式がありました。研究室からは修士1名、学部5名が修了しました。修士の髙田君はブルボン株式会社で研究開発を行うことになっています。博士後期課程以外の進路として、企業で研究開発に携われるようになることは、研究室の一つの目標でした。研究室からは初めて髙田君が研究開発に携わります。髙田君の研究はたくさんの実験を、長時間行わなくてはいけませんでした。学部生の時からそれが当たり前のように行っていましたが、これは特別なことだと思います。大変なヒト研究をデザインして、実行して、データをまとめて解釈する。この一連の過程の経験を、職場でも生かしてもらえたらなあと思います

学部生5名のうち3名は教職に就きます(石川県小学校、兵庫県小学校、福島県中学保健体育)。なんと、全員正式採用です!3人とも、研究活動、部活動、教採の勉強を両立することができました。これはなかなかできることではありません。研究室としては、勉強の環境を整えること、院生中心に研究をサポートするしかできませんでしたが、努力が実って本当によかったです。ちなみに、研究室の卒業生は今年で全員正採用になっています。正採用率100%です。天野先生の研究室は研究が大変で勉強できない。。といううわさがあるようですが、そんなことはなく、院生がサポートしてくれますし、頑張るみんなを応援しています(笑)。

 

残る2名は大学院に進学するので、4月からよろしくお願いします。卒論が終わって一息ついているところですが、実は研究は今がスタートです。ここからようやく、少しづつ研究の奥深さや大変さ、何より楽しさが分かってくると思います。2名ともいいデータを持っているので、学会発表と論文でまずは成果を発表してほしいです。今年の4年生は仲が良く、研究室をいい雰囲気にしてくれたことが、僕としてもとても助かりました。進学する2名はそれを引き継いでほしいですね!

 

毎年思うことですが、卒業生を見送ることは嬉しいと同時にさみしくもあります。学生に負けないように、私も気張っていかないかんなあと、改めて思いました。

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2023/2/11

令和4年度の卒業研究発表会が開催されました!今年は3年ぶりの対面開催で、図書館ホールで実施しました。とてもきれいなホールで、研究発表も1.1割増しくらいによく見えます。

今年は4年生5名、修士2年生が1名います。仲がよく、発表練習もしっかり行っていたように思います。それぞれの研究が全くばらばらのトピックを扱っており、そのすべてがとても重要な内容でした。教育学部に来てから7年が経とうとしていますが、研究室で生理学的な研究と現場の研究をうまく両立できてきているような気がします。

今年の4年生は、2名が進学、残りは学校の先生(小学校2名、中学校1名)です。院生1名は就職(食品メーカー研究開発職)です。教員組は全員本採用。すばらしい!研究活動と教員採用試験を両立することはとても大変だったと思います。指導教員の僕から見ても、尊敬です。院生は、研究室で初めての研究職採用です。後輩たちも、そういう道があるのだと知るきっかけになったと思います。活躍してほしいですね!

学部から大学院に進学する2名は、これから学会や論文作成に向けて力を尽くしてほしいと思います。いいネタだと思うので、上位ジャーナルに挑戦してほしいですね!

学部生をサポートしてくれた院生の皆さんにも感謝です

卒業生は、卒業式までしっかり遊んでください!

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現代社会文化研究科博士前期課程2年

髙田 祥太 「水分摂取効果が高いイソマルチュロース飲料の提案に向けた研究」

教育学部学校教員養成課程保健体育専修

有田 快都 「部活動を行う高校生の個人の暑熱暴露環境の調査」

大島 勝磨「汗腺の塩分再吸収能力が暑熱下運動時の全身の汗の塩分濃度に及ぼす影響」

田村 海斗 「アドレナリン受容体阻害が手掌部発汗反応に及ぼす影響」

横山 昇太郎 「新開発ランニングシューズがランニングエコノミーに及ぼす影響」

山本 純菜 「子どもと大人の飲水意識調査および体水分状態の改善を目的とした教材の効果」

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2023/2/8

3年次演習発表会がありました。今年の3年生は、研究室で一人しかいません。すべてを一人で行わないといけませんでしたが、よく頑張ったと思います。このままの続きて行う卒業研究が楽しみです!

3年次演習発表会

安田颯太 子どもの汗腺機能の発達過程の解明

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2023/1/28

東京で開催された、スローカロリー研究会主催のシンポジウムに参加してきました。研究室からは天野がシンポジストとしてすでに論文化されている研究5本について総括する発表を行い、D1の大塚君とM2の髙田君がそれらを発展させた研究室の最新の成果を発表しました。

イソマルツロースを使った飲料の研究は2017年から行っています。論文化されている5本は、全て学部の卒業研究でした。飲料の実験はとても大変で、根気が必要です。学部生がこのレベルの実験を行ってくれて、成果が上がっていることを、改めて誇りに思うとともに、感謝しなければなあと思いました。

卒業研究は位置づけが難しく、適当に卒業してしまう人も世の中にはたくさんいます。大変な研究を行っても、経験や知識、技術は研鑽されますが、卒業時に目に見えて分かる実益が出るわけではありません。どのような位置付けて卒業研究を行うのかはまだ考えるところではありますが、学生としっかり向き合って研究・論文指導を行うことと、データを積み重ねてアウトプットすることは続けていこう思います。

ところで今回のシンポジウムでは、兼ねてから気になっていた同じ分野の先生方とお知り合いになることができました。シンポジウム前日には、3年ぶりに広島県立大学の鍛島先生とお食事をご一緒させていただきました。早稲田大学の宮下先生や、研究室との方とも交流できて貴重な機会になりました。今回、久しぶりに知り合いが増えた感じがして嬉しかったです。

まだまだイソマルツロース飲料の研究については課題があるので、しっかり検討して社会実装にまでつなげていきたいと思います!

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2023/1/17

新年明けましておめでとうございます。まだ何もイベントは発生しておりませんが、1/20の卒論提出に向けて卒論生が頑張っています。今年は(も)5題とも世界で通用する十分ハイレベルな研究だと思います。まずは卒論発表会が楽しみです!

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